極め方
三角締めは自分の太もも・すね・相手の腕が三角形になることから、三角締めと名前がつきました。 頸動脈の左右と首の後ろを締め付け、呼吸ができなくなるサブミッションです。極められてもタップしないと気絶する場合がありますので、我慢せずにタップしましょう。上図の形でも極まることはありますが、相手の頭を両手で抱え込むとさらに強烈に極まります。
セットアップ
三角締めは基本的に下のポジションから掛けますが、足を掛ける際に相手の腕が邪魔になります。そのため、相手の腕を掴んで前後にずらすと足を掛けやすくなります。
また、上のポジションから相手の頭の後ろに足を掛け、回転して上下を入れ替え極める方法もあります。
これらの流れは下記の動画でまとめられていますので、是非ご覧ください。
エスケープ
三角締めの足を掛けられた場合、相手に抱え込まれると抜けにくくなります。そのため、相手に足を掛けられたらすぐに膝立ちの体勢に移行すると、頭などを抱えられにくくなります。
また、足を掛けられた際に相手側の腕の肘を外側に張って固める方法でも、極められにくくなります。
下の動画で三角締めの対処法がまとめられていますので、是非ご覧ください。
試合
三角締めは柔術だけでなくノーギや総合格闘技でも多く用いられています。下の映像では総合格闘技のKO技として三角締めが用いられたハイライトがまとめられています。
この映像では相手の腕を巻き込まずに三角締めを極めるパターンや、相手の外側の肘も極めるパターンが見られます。総合格闘技は非常にスピード感があり、その中でも三角締めが有用であることが分かります。