このページでは帯制度についてまとめています。詳細はIBJJFの帯の昇格に関する規定に記載されていますが、20ページあります。
上記の規定の内容が1枚にまとめられたポスターが下の表になります。
16歳未満では帯色が白→灰→黄→橙→緑の順に昇格します。灰~緑帯の中で更に白いストライプ→ストライプなし→黒いストライプの順に昇格します。
16歳以上では帯色が白→青→紫→茶→黒→赤黒→赤白→赤に昇格します。白~茶帯の中で更にストライプが1,2,3,4本の順に昇格します。黒帯ではストライプなしが初段、ストライプが1,2,3,4,5,6と増えるごとに一,二,三,四,五,六段と昇格します。さらに七段になると赤黒帯に、八段になると赤白帯に、九段になると赤帯になります。
下の表の上段に書かれている数字は各帯を取得できる最低年齢を表します。下の表の下段には次の帯に昇格するまでの最低期間が示してあります。青帯では2年、紫帯では1年半、茶帯では1年が必要となります。黒帯を取るまでには最低でも約5年は掛かります。
柔術の黒帯は他の武道と比較して取るまでの道のりが長いですが、その分黒帯の人は珍しく貴重です。正確な人数は把握できませんでしたが、2024年時点で日本の柔術人口は約3万人、内約300人が黒帯と言われています。
IBJJFに登録している有段者は下記のサイトから調べることができます。
必ずしも全員登録しているわけではないようですが、有名な柔術家の多くは登録しており、何段か調べることができます。十段は5人しか登録されておらず、いずれもGracieの方です。